馬車馬労働者の家計簿

アラサーサラリーマンのお金に関するアレコレを綴っていきます

資産目標金額7,000万の根拠について

自分は資産の目標金額を7,000万円としています。

今回

・なぜ資産に目標金額設定をしているのか?

・7,000万円という金額の根拠

について書いていきます。

 

 

・なぜ資産に目標金額設定をしているのか?

自分は10年ぐらい投資を続けていますが、当初は目標金額を設けず行っていました。学生時代にしていた貯金の続きのような感じですね。

当時は「目標金額なんて設定する必要は無い、資産は多ければ多いほど良いんだから」という考えでした。

 

投資をしていく中で色々な本やYoutubeTwitterのコメントなどを見るうちに「お金は使うためのものだ」「いくら貯めても有効に使わなければ意味が無い」と考えるようになっていきました。

影響を受けた代表的なものは、両学長のYoutube「幸せなお金持ちになりたいなら知っておくべき「腐るお金」と「旬なお金」の話【良いお金の使い方編】」

www.youtube.com

ビル・パーキンスさんの書籍「DIE WITH ZERO」です。

DIE WITH ZEROというのは直訳すると「ゼロで死ね」という意味で、死ぬ時に貯金がゼロになるように生活しよう。そうでないと使わないお金のために人生を浪費したことになりもったいない・・という考え方について書かれた本です。

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感想(21件)

目標金額を定めずに資産を増やしていくことは、永遠にお金を好きに使える番が回ってこないことを意味します。

方法が目的になっているパターンです。

それでは死ぬ時になって後悔しそうな気がするので、目標金額を設定しそこまでは頑張って資産を増やすようにしようと考えました。

 

 

・7,000万円という金額の根拠

次は目標金額である7,000万円の根拠について書いていきます。

 

投資の世界では4%ルールという有名な法則があります。

「4%ルール」は1998年に米トリニティ大学のグループによって発表された資産運用に関する研究から導かれたものです。
これは、毎年、資産運用額の4%未満を生活費として切り崩していれば、30年以上が経過しても資産が尽きる確率は非常に低いという内容です。どのようなポートフォリオ(資産構成)にするかなどによって数字は変わってきますが、おおむねこのような意味になります。
この4%ルールは、アメリカの一般的な株価の成長率(7%)から物価上昇率(3%)を差し引いて計算されたもので、要は投資で得られる利益の範囲内で生活を続ければ、半永久的に資産が目減りすることなく生活ができるという考え方です。

引用:MUFG

 

この法則に従えば、資産金額から切り崩していい毎年の生活費が分かります。

7,000万円の場合4%は280万となり、月額20万+40万となります。

月額20万と言えば新卒の額面給与ぐらいあります。ざっくりですが家賃10万+生活費10万と考え月に必要な額をカバーできると考えています。

残りの40万は冠婚葬祭などの予備費として積んでいます。

 

つまり7,000万円貯めることができれば、贅沢な生活はできないながらも働かずに生きていける"アガリ状態"になれるのです。

 

今は給与を受け取る前に天引きされている社会保険や年金は、働かなくなったら自分で払っていかなければならなくなるので、そう考えると生活費は10万円では足りないかもしれません。

一方、全く働いていないと人間ダメになっていくので、仕事を辞めたとしても負荷にならない程度でアルバイトをしようと考えております。

そのアルバイトのお金でなんとか社会保険等をまかなえないかな・・・。

 

引用文章にも書かれている通り資産構成内容によって4%ルールは変動(3%になったり5%になったり)しますし、そもそもアメリカでの話なので日本にそのまま適用するには少し乱暴なので、4%はあくまで目安とすべきですが、私はこういう理由で目標金額を7,000万円と設定しています。

お読みいただきありがとうございました。